こんにちは、いっきょう整骨院です 🙂
今日は【肩関節周囲炎】についての投稿です!!
肩関節周囲炎の定義は曖昧で、外傷等の明確な原因のない肩関節の痛みや可動域制限を主徴する症候群を【肩関節周囲炎】や【五十肩、四十肩】と総称しています。
炎症の遷延による筋肉の短縮、靱帯、関節包等の癒着などの変化がある状態を【フローズンショルダー、凍結肩】といいます。
肩関節周囲炎の痛みは炎症や筋肉の拘縮が主な要因になるので、その部分が治療の対象になります。
主な対象、大円筋、大胸筋、三角筋などがあります。関節の拘縮がある場合には、僧帽筋や菱形筋なども肩甲骨の運動にかかわる筋肉になるため痛みや、硬さをとるのも重要です。
肩関節周囲炎による筋肉の病変は高齢になるにつれ断裂などのリスクは高まり、肩を上げるのに重要な筋肉の2/3が断裂しても痛みは出ず無症状のこともあります。
肩を動かすのに関与する筋肉はいくつもありますが、上腕骨を関節に引き寄せるインナーマッスルと、引き寄せた状態で腕を上げていく筋肉の三角筋が作用して腕が上がります。
ですが、肩関節周囲炎によって上腕骨を関節に引き寄せるインナーマッスルが機能しないと、三角筋の収縮が優位になり、上腕骨が上方に偏位し、肩の骨と上腕骨でインナーマッスルを挟み込んでしまう『インピンジメント』が起こります。
肩関節周囲炎で関節が固まってしまうため、『肩を回すといい』とよく聞きますが、
インピンジメントが起きている状態で、安易に肩を回すと悪化する恐れがあるので注意が必要です。
いっきょう整骨院でも肩関節周囲炎の治療を行えますので、お悩みの方はご相談ください。
(肩関節周囲炎の臨床 参照)