こんにちは。
江戸川区篠崎町のいっきょう整骨院です。

最近、特に40代の女性デスクワーカーの方に増えているご相談があります。

それが、

「右腕がしびれる」
「背中の右側が重だるい」
「手先が冷たい・感覚が鈍い感じがする」

といった原因不明の神経症状です。

MRI検査をしても「異常なし」、
整形外科では「様子を見ましょう」と言われることがほとんど。

そんな方に多いのが、斜角筋症候群(しゃかくきんしょうこうぐん)です。


◆ 斜角筋症候群とは?~首の筋肉が神経や血管を圧迫する症状~

「斜角筋症候群」とは、首の前側にある前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋という筋肉が緊張し、
そのすき間を通る神経(腕神経叢)や血管(鎖骨下動脈)を圧迫することで起こる症状です。

この筋肉は、首を横に倒したり、呼吸の補助をしたりと非常に働き者。
でも姿勢が崩れると、常に引っ張られた状態になり、カチカチに固まってしまうのです。

特にこんな方は要注意!

  • 長時間のデスクワーク(1日6時間以上)

  • ノートPCやスマホ作業が多い

  • 猫背・ストレートネック・巻き肩

  • 運動不足や呼吸が浅い傾向にある

  • 40代以上でホルモンバランスや筋力が低下してきた方

首まわりの筋肉バランスが崩れ、知らぬ間に神経や血管が締め付けられている可能性があります。


◆ 頚椎ヘルニアとの違いは?

斜角筋症候群は、MRIに映らないことが多いため、頚椎ヘルニアと混同されやすいです。
でも、原因や対処法はまったく異なります。

比較項目 頚椎ヘルニア 斜角筋症候群
原因 椎間板の突出 筋肉の緊張・姿勢の乱れ
症状 手の特定部位がしびれる(例:親指、人差し指など) 二の腕〜手、肩甲骨周辺など広範囲
姿勢の影響 あまり関係しない 姿勢で強くなる・軽くなる
検査 MRIで明確に映る 画像で異常が出にくい

つまり、

「検査で異常がないのに、しびれが出る」
「姿勢を変えると少しラクになる」

という人は、筋肉性の神経圧迫=斜角筋症候群を疑うべきです。


◆ 40代女性・会社員の症例紹介(江戸川区在住)

お悩み:

  • 半年前から右手がじんじんしびれる

  • デスクワークが長くなると右の背中までだるくなる

  • 整形外科では「首には異常なし」と言われたが不安

当院でのチェック:

  • 姿勢を確認 → 頭部がかなり前に出ている

  • 右の首筋の筋肉が著しく緊張

  • 呼吸が浅く、肋骨の動きも硬い

アプローチ内容:

  • 頸部の筋バランス調整

  • 頭部前方偏位(ストレートネック)の修正

  • 胸郭の可動域改善と呼吸の再教育

  • 自宅でのケア指導(ストレッチ・座り姿勢の改善)

結果:

初回で背中のだるさが軽減。
3回目には「仕事中のしびれがほとんど出ない」とのご感想。
6回目で「症状を忘れる日が増えた」と、明るい表情でお話くださいました。

Screenshot


◆ いっきょう整骨院の施術はココが違います

当院では、単に「ほぐす」「電気をかける」だけでなく、
根本原因である姿勢や筋肉の機能不全を見極めて施術します。

  • 姿勢・動作・呼吸パターンまで細かく評価

  • 筋肉と神経の圧迫ポイントを特定し、ピンポイント施術

  • 再発防止のためのセルフケア指導も充実

施術は痛みが少なく、リラックスして受けていただけます。


◆ ご予約・アクセス情報

📍 いっきょう整骨院
〒133-0061
東京都江戸川区篠崎町7-17-21(都営新宿線「篠崎駅」から徒歩3分)

📞 電話:03-6321-9778
📱 LINE予約可能(24時間受付OK)

🕘【診療時間】
月~金 9:00~19:00
土曜  9:00~12:00
❌日曜・祝日:休診


◆ 最後に:そのしびれ、我慢しないで

「加齢のせいかも」「疲れてるだけだと思ってた」
そんなふうに我慢して、症状が慢性化してしまうケースは非常に多いです。

でも、斜角筋症候群は適切に施術すれば改善する症状です。
放っておくと、神経の圧迫が進んで慢性的な感覚異常や痛みに変わることもあります。

違和感を感じたら、できるだけ早めにご相談ください。
あなたの身体の声に、しっかり耳を傾けましょう。

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