こんにちは、いっきょう整骨院です。
本日は『仙腸関節を腰痛の関係』について投稿していきます。
まず、仙腸関節とは、、、
仙腸関節
仙腸関節は、骨盤の中心に位置し、仙骨(脊椎の下部にある三角形の骨)と腸骨(骨盤の両側にある大きな骨)を繋ぐ関節です。この関節は、体重を下半身に伝える役割を果たし、歩行や体の動きにおいて非常に重要です。
仙腸関節は、可動域が非常に小さい(わずかな動きしかない)ため、通常は大きな痛みを引き起こすことはありません。しかし、何らかの原因でこの関節に異常が生じると、腰部に痛みを引き起こすことがあります。
仙腸関節由来の痛みの腰痛に占める頻度は10%で若年から高齢者までの幅広い男女で発症します。
MRIやCTで特徴的な画像所見は得られず見逃される例が多く、その自覚する痛みの部分は仙腸関節周辺を中心とした腰臀部痛が多く、鼠径部への痛みや、多くの例で下肢の痺れを伴う場合、痛みが骨盤の上部およびその周辺に痛みが出現する可能性もあります。
仙腸関節由来の腰痛の発生
仙腸関節は後方の強靭な靱帯で結合されており、可動域が小さく、またその関節面は荷重に対して剪断力が生じやすく、中腰姿勢での作業や不用意な動作あるいは反復性の作業の繰り返しの負担が骨盤周辺の筋肉への運動に破綻が生じと、関節に微小のズレができ、その結果として運動機能の障害が起こり痛みが発生します。
仙腸関節の異常は腰痛の原因となり得る重要な要素です。仙腸関節の機能不全や不安定さが、腰部に過剰な負荷をかけ、痛みを引き起こすことがあります。仙腸関節に関連する腰痛は、物理療法や姿勢の改善、骨盤周辺の筋肉の緊張の緩和、運動療法などで改善可能ですので、早期の治療が重要です。
(仙腸関節由来の腰痛2007 chatGPT一部引用)