こんにちは、いっきょう整骨院です 🙂
今日はデスクワークの環境と頚部痛の関係について投稿していきます。
コンピューターの普及に伴い、オフィスワーカーは急激に増加しています。
オフィスワーカーの抱える健康問題の一つとして頚部痛があげられます。頚部痛はオフィスワーカーの55%が有するとの報告がされており、うつ病の発症や労働生産性の低下に関連します。
オフィスワーカーの頚部痛には関連する要因の一つに、デスク環境があげられます。デスク環境はモニターやアームレストの位置の使い方のことを指し、研究においてデスク環境を適切な位置に修正することで、筋活動を抑制することが明らかになっています。
不適切なデスク環境の中でも、介入が可能な場合は改善が必要です。改善によって頚部痛発生や悪化の予防になり、モニターの位置が正面でない、のぞき込むような姿勢になってしまう場合はデスク環境を整えるようにしてください。
以前も投稿したように、のぞき込む姿勢は頭痛、肩こり、猫背の原因になるので注意してください。
当院に来院されている患者さんの中にも、モニターが正面より右側にあることにより、胸椎の捻じれが発生し、背中のはりから頭痛につながっている患者さんがいらっしゃいました。
その方にもなるべくモニターを体の正面に置くようにしてもらったところ、胸椎の捻じれが改善され、背中のはりも軽減してきました。
デスクワークの方は、同じ姿勢が続いてしまうため、デスク環境を整えることで、ある程度の症状の改善がされると思いますので試してみるといいと思います。
(オフィスワーカーのデスク環境の包括的な評価と頚部痛との関連 参照)