こんにちは、いっきょう整骨院の高橋です 🙂

 

今日は頚部の筋肉と目の関係について解説していきます。

患者さんに施術をしていると、体の姿勢によってさまざまな変化が起きてきます。

姿勢をよくすることによって、肩、首の可動域が増加したり、動かすと痛くなっていたのが和らいだりすることがあります。

姿勢を正すだけで、目の見え方が良くなったりもします。

 

それはどうしてでしょうか。。。

 

左右の眼球運動を行ってもらい目の動きを比較した研究結果によると、

9人中7人が、目の動かしやすいほうと反対側の頚部の筋肉の緊張が高かったとの報告があり、眼球運動へのアプローチ後は、目を動かしにくかったほうも動かしやすくなり、さらに頚部の筋肉の緊張も軽減したとの報告もあります。

 

スポーツ、特に野球においても、打撃姿勢を変え、頚部の筋肉の緊張を調整しただけで『ボールが見やすくなった』という報告もあります。

 

頚部の筋の緊張を変化させえたことで目の動きが良くなった理由として、眼球運動と頚部の筋肉の両方を動かすのが脳にある運動前野であること、運動前野が刺激を受けると、眼球運動が活性化することから、頚部の筋肉を調整することで眼球運動が活性化し目が動かしやすくなったと考えられています。

(後頭下筋群が衝動性眼球運動に及ぼす影響について 参照)

 

自分でも確認できますが、後頭部と首の境目に指をお当てて目を左右に動かすと、

首の筋肉が少し動く感じがします。

目と頚部の筋肉は連動している感じがします。

連動しているから目の動きが悪くなると、頚部の筋肉が緊張してきて、眼精疲労につながるのも考えられますね!!

頭部の位置、姿勢などにもよりますが、デスクワーク、スマホなどで目の動きが少なくい方は、頚部も張りやすく、頭痛にもつながるため注意が必要です。

目を動かすトレーニングはとても簡単で、顔は動かさずに目だけを左右に思いっきり動かすだけでちょっとしたトレーニングになります。

眼精疲労、頭痛をお持ちのデスクワークの方は、1時間に1度はくらい目を動かすトレーニングをすると、眼精疲労、頭痛を予防でき、お仕事に集中できるのではないでしょうか?

 

いっきょう整骨院では、目を動かすトレーニング【ビジョントレーニング】も行えますので、眼精疲労や頭痛でお悩みの方はご相談してみてください!

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