こんにちは、いっきょう整骨院です 🙂
本日は、頭痛における自律神経の機能について投稿します。
片頭痛に伴う症状には、自律神経の異常を多く示唆するものが多く認められています。
しかし、片頭痛における自律神経機能の検討は少ないようで、
まず、前兆のある片頭痛患者の発作において、自律神経機能を片頭痛のない人と比較した研究によると、
片頭痛患者は交感神経の機能低下がみられ、血流量の減少、心拍数の減少、血圧の低下などが見られたそうです。
筋肉への治療により、頭痛の発作頻度、頭痛の程度の軽減、瞳孔の反応も改善された、自律神経の変化も見られたそうです。
片頭痛に対する治療は、側頭筋、僧帽筋、板状筋(主に頭部、頚部の筋肉)を中心に行い、その結果、脳への血流量が増加し、徐々に片頭痛が減少していったそうです。
片頭痛が起こると、交感神経の機能が低下し、脳への血流量が減少し、それによって頭痛が発生するとも言われています。
脳だけでなく全身の血流量が減少するため、筋肉は硬くなりやすくなります。
頭部、頚部の筋肉の血流量が減少し、それによっても頭痛は発生します。
その際に、頭頚部の筋肉のマッサージをすることで、血流量が増加し、徐々に片頭痛は減少します。
慢性的な片頭痛で、痛み止めを毎度使用してしまうと、だんだん痛み止めも効きにくくなってしまいます。
慢性的な片頭痛は重度の機能低下、特に生活の質の低下がみられやすく、不安感やうつなどの気分障害にもなりやすいです。
現在、片頭痛でお悩みの方、少しの痛さだから我慢している方はこれから悪化する恐れもあります。
自律神経の低下が起こる可能性もあるため、お悩みの方はいっきょう整骨院にご相談ください。
(慢性片頭痛の治療 頭痛における自律神経機能 参照)