こんにちは、いっきょう整骨院です 🙂
今日は外斜位(がいしゃい)について投稿します。
外斜位はあまり聞きなじみがないかと思われますが、外斜位とはパッとした見た目ではわからず、神経の緊張によって、両目の視線を目標に合わせている状態で、通常時の視線のズレはなく、両目で見ることができている状態です。
デスクワークなどの作業によって目が疲れたりすると、物が二重に見えたり、焦点が合わせにくくなる方に多いとされています。
斜視は外斜位とは違い、両目で目標物を見たときに、視線が合わない状態です。
正常であれば、両目で目標物を見たときに、見たものを脳まで伝達し、その大きさ、形、色の識別を行います。
外斜位になると、物が二重に見えたり、眼精疲労、両目の機能の低下(物の立体感がつかめない)などがあります。
外斜位は神経の緊張によって眼球を外側に引っ張る筋肉の緊張を起こしているため、寄り目がやりにくくなります。そのためスマホ、デスクワークで目を内側に寄せる動きはとても疲れやすくそれが原因で眼精疲労、目の奥が痛いなどの症状が出現します。場合によっては頭痛にもつながります。
眼精疲労を訴える方を対象にした研究では、目を寄せる訓練(輻輳増強訓練)を行ったところ、眼精疲労、目の奥が痛くなるなどの自覚症状が改善された例もあるようです。
以前も投稿したように、目と頭痛、頚部筋群と目の関係は密接で、どちらの動きが悪くても目や頭に症状が出現するため、病院でもらった薬を飲むなどの応急処置で終わらせないほうがいいと思います。
いっきょう整骨院では、目のトレーニング(ビジョントレーニング)もできますので、眼精疲労、目の奥が痛い、よく頭痛がするなどの症状がある方は、お気軽にご相談ください。