こんにちは、いっきょう整骨院です。
今回は『慢性腰痛』について投稿していきます。
慢性腰痛は、腰部に持続的な痛みや不快感が長期間続く状態を指します。通常、腰痛が3ヶ月以上続く場合、慢性腰痛と診断されます。慢性腰痛の原因はさまざまで、筋肉や靭帯の緊張、椎間板の問題、脊椎の変形、神経圧迫、または過度の姿勢や動作の繰り返しなどが考えられます。生活習慣やストレスも関与することがあります。
腰痛は、労働者の休業の原因の1つであり、職業性疾患の6割を占めると言われています。
オフィスワーカーの慢性腰痛は、身体の柔軟性の低下、睡眠時間の満足度の低下と有意に関連すると言われています。
他の職業と比較しても、同一姿勢の時間が長いことや、VDT作業の時間が、相対的に長くなることが関与していると考えられています。
その他にも、妊婦の腰痛においても、妊娠後期の妊婦では、非妊娠者よりも骨盤の前方が広がり、腰部の筋群が立位において硬度が増加することで、腰痛が出現すると言われています。
慢性腰痛の主な原因には以下があります:
- 筋肉や靭帯の過負荷や損傷:過度な運動や長時間の同じ姿勢が原因となることがあります。
- 椎間板ヘルニア:椎間板が押し出され、神経を圧迫することが痛みの原因となる場合があります。
- 脊椎の変形や退行性変化:加齢に伴って脊椎や椎間板が変形することがあります。
- 姿勢の悪さや不適切な動作:不良姿勢や動作が腰に負担をかけ、痛みを引き起こすことがあります。
- 精神的ストレス:ストレスが筋肉の緊張を引き起こし、痛みを悪化させることもあります。
慢性腰痛と腰部のヘルニアの違い
慢性腰痛は、腰部に長期間続く痛みや不快感がある状態です。通常、痛みが3ヶ月以上続く場合、慢性腰痛と診断されます。原因はさまざまで、筋肉、靭帯、椎間板、脊椎などの問題が関与します。
椎間板ヘルニアは、脊椎の間にある「椎間板」が外に突出して、周囲の神経を圧迫することで発生する疾患です。椎間板は軟らかいゼリー状の中身を含んでおり、加齢や過剰な負荷により外側が破れ、中身が外に出ることがあります。これが神経に圧力をかけることで痛みやしびれを引き起こします。
慢性腰痛は比較的軽度で長期的な治療が中心であり、椎間板ヘルニアは急性の症状を伴い、神経に関連する症状が強く現れるため、治療方法が異なります。両者とも早期の診断と適切な治療が重要です。
このように、慢性腰痛と椎間板ヘルニアは腰部の痛みを引き起こしますが、発症のメカニズム、症状、治療法には大きな違いがあります。それぞれの症状に応じた適切な治療が必要です。
(chat GPT一部引用、妊婦の腰痛予防で理学療法士が知っておくべきことは何か?、オフィスワーカーにおける慢性腰痛に関連する因子の検討 参照)